子供の面倒を見る以外の仕事もきつい

20代男性、保育園では3年働いた後に退職しました。

ペンネーム「さなだ園長」

 私が保育園を辞めた理由はとにかく疲れるということでした。
それを言うとどの職業だって疲れるのはそうなのだと思いますが、この仕事にはちょっとした宿題のようなものが用意されていました。
それがかなり体力的にきつかったのです。

 子供には視覚的に楽しく何らかの教えを行わないといけません。
子供が楽しんで遊んで学べるようなオリジナルの工作を考えてくるようにと先輩の保育士に言われました。
疲れて家に帰って風呂から上がるとそんな宿題にとりかかるのです。
これには体よりも頭が疲れます。
よってかなりの精神的なストレスでした。
現場にいるだけで疲れるのに、その外でまで仕事に関する活動なんてしたくないと思いました。

 個人的に一番嫌だったのが、子供達の学芸会の最後に、保育士も演劇をしないといけないということです。
よその園のことは知りませんが、私の勤めた園ではそれが園の伝統となっていました。
確かに子供は大人の芝居を見ても喜びます。
しかしこの練習は仕事が終わってから居残って行うものです。
はっきり言って私は参加したくないのです。
しかし全員参加でそうもいきません。
ますこんな小芝居をするのは恥ずかしい。
そして子供が帰った後に疲れた体を起こしてこんな三文芝居の稽古をするのは馬鹿らしいと思いました。
伝統は軽んじるものではありませんが、それにしても続ける意味が分からないと思いました。

 園の職員は変に統率だとかチームワークにこだわりを持ちます。
やることへの意義がどうのこうのではなく、足並みを揃えないことで排斥を受けるのが怖いのでとりあえず従っている感じが多いです。
こんな具合で仕事場を離れた飲み会や新年会などの集まりも強制感が強く、断ると何を言われるか分からない感じでした。
ことによるとパワハラにあてはまるものもあったかもしれません。

 そんなわけで仕事場にいると人間関係においてもモヤモヤしたものを抱えることになりました。

 こういった理由で保育士をやめようとおもいました。
辞めて良かったと思います。