保育士の仕事が体力的に辛すぎて辞めました

ハンドクリームです。

短大を出てすぐ私立保育所に8年間勤めました。

20代だったから働けたと思います。
年齢を重ねてできる仕事ではないと思っていたので転職できるよう動きました。


保育士をあきらめたのは体力面できつかったからです。

平日は9時ぐらいに寝ないと次の日一日持たないし、9時に寝たとしてもフラフラで帰宅します。

もともと体力はない方なので、しっかり食べる、寝るは心掛けていました。

それでも子どもたちの10時の休憩やお昼ご飯、昼寝など座って介助するようなときにふと気が抜けていることがあることに気が付きました。


保育士の仕事は子どもたちを預かり、安全に気を配ることが第一に挙げられます。

子どもたちが生活している間、一切気が抜けるようなことは許されません。


最近では、ちょっとしたケガや擦り傷なども保護者の方から説明を求められるのでどんなことがおきたのか説明できるよう常日頃見守り、注意が必要です。


それが出来ていないと自分で気が付きました。

命を預かる仕事なので、小さなことでも見逃さないを繰り返えしてきたつもりでしたが、小さいことも見逃して命を守っていると胸張って言えないなと怖くなりました。


大学時代での教育実習でさえ、体力のなさに落ち込んだのですが働いてみるとやはり体力がないとやっていけないと思い知りました。

20代だからできる仕事だと割り切って、休みの日にパソコン教室に通いました。

ワード、エクセル、パワーポイントを一通り習いマイクロソフトの検定に合格しました。

現在は事務系のパートをしています。


年配の方でも保育士として働いている方はたくさんおられます。

それでも、私の場合は30代で保育士として働ける自身もなく辞めました。

平日9時に寝るということは、平日は仕事以外何もできないということです。

趣味や友達と会う、結婚なんか考えられない生活です。

こうなってくると、何のために働いているのかもわからなくなってきました。


責任の重い仕事でありながら、給料は安く、体も心も壊しがちな仕事です。

早めに転職出来て良かったなと今は思っています。

当時、お給料が倍あったとしても30代ではやっていけないのは変わらないので辞めていたと思います。


毎日会うので言いやすいのか保護者の方の相談窓口になるのも重荷になります。

子どもさんのためと思って話を聞きますが、相談は他で請け負ってほしいのが本音です。

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