私は34歳のパイナップルと申します。私が保育士を辞めた理由は勤務体制が激務であるということです。保育士を目指していた短大生だったころ、保育士とは園児の遊び相手や教育をすることだと考えていて子どもが大好きな私にとっては天職だと感じていました。しかし、実際に働いてみると園児のお世話はもちろんのこと、細々とした事務や雑務に追われて休憩時間すらまともに無い状態でした。勤務中に終えられない仕事は持ち帰ってしていましたので心身ともに疲れ切ってしまいました。まず、一般企業ですと昼食時は1時間の休憩がもらえますがら保育士にはありません。園児と一緒に給食を食べますが園児が給食をこぼしたり、食べるのが遅い子のお世話をしなくてはなりません。自分の給食は5分くらいでパパッと食べてあとは園児のお世話です。保育士が唯一、ホットできる一時はお昼寝の時間ですが年中や年長になるとなかなか眠れない子もいます。隣に寝転んでトントンとしてあげると自分が寝てしまいそうになります。しかし、寝てはいられません。昼寝の間に連絡帳にメッセージを書かないといけないのです。私が勤めていた保育園では毎日、園児が保育園でどのように生活をしていたかを連絡帳に記載して園児の親御さんにお渡しをしないといけません。それが結構、面倒でしっかりとした内容を書いていないと親御さんからクレームが入ります。クレームを入れる親御さんの連絡帳にはより丁寧に気をつけて書くようにしていました。また、クラスごとに「おたより」を作成して配布をしなければならないのですが、勤務中にはできないので自宅で深夜までかかって作成していました。子どもがは可愛いのですが、実際の勤務内容と給料が見合ってないと心底感じています。もっと保育士の仕事を簡素化するか、給料を上げてもらわないと長く続ける保育士がいなくなります。実際に正社員として働くよりもパートで働くほうが気分も楽ですし責任もないので結婚後はパートにされる方が多いです。もっと保育士の業務内容の改善を行うべきです。
休憩時間もまともにもらえない保育士の実態。
